(※本記事は2024年月7月7日にメルマガで発行された内容のものです。最新の情報を受け取りたい方はこちらから)
本日はAIの話をします。
いろんなAIツールがあるので、遊びで使ったりしていますが、僕がメインで使っているのはやっぱりChatGPTです。
結構多くの人がChatGPTの存在は知っているけれど、何に使えばいいのかわからないという話をよく聞きます。
そこで、最近僕がどのように使っているかをシェアしようと思います。
「そんなことに使ってるの!?」
と思うかもしれませんが、本当に便利なので、何でもいいから使ってみると良いと思います。
1.LPのコピー
ランディングページのコピーをChatGPTに書いてもらっています。おかげで労力的にも心理的にもかなり楽です。
コピーライティングのスキルは最強のスキルだと豪語する人もいますが、もうそれも必要ありません。僕らはコピーライティングを極めたいのではなく、ビジネスで売上を上げたいのです。
なので、極めなくても見込み客が興味を持ち、商品が売れるのであれば、ChatGPTに書いてもらえれば良いのです。
コツはターゲットを明確に決めることと、ターゲットに提供するベネフィットを明確にすることです。
これをきちんと定義すれば、ChatGPTは具体的に書いてくれます。
2.記事のアイデアと執筆
情報発信する内容のアイデアも出してもらっています。こちらもターゲットが明確であれば、ターゲットの悩みを考え、それに刺さる内容を提案してくれます。
実際、悲しいことに、僕が書いた記事よりもChatGPTが生成した記事のほうが「いいね」が多くつき、さらにコメントも多くついた時は、自力で書くことを完全に諦めました。めっちゃ力を入れてに書いた記事でも、結果に繋がらないのなら、それはすべきではない選択ですから。
そのため、最近は長文の記事はほとんど書かず、自分のエピソードだけをオリジナルで付け加えるようにしています。これにより、実質3000文字程度の記事を1時間かけることなく書けるので、労力としてはかなり効率化できています。
3.文章の添削
僕は国語に自信がありません。学生時代、一番点数が悪く、赤点も多かった科目だからです。なので、こうして記事を書くことにはだいぶ慣れましたが、正しい国語的表現かと言われると疑問です。そこで、文章を書いた後に添削をしてもらっています。
ちなみに、なぜ添削をしてもらっているかというと、言い回しを工夫して、読み手により伝わる表現を使いたいからです。語彙力がなければ、どうしても伝え方に限度が出てしまいます。それが嫌なので、添削をお願いしています。
4.目標設定
目標設定を具体的にしてもらっています。
例えば、年間3000万円の売上を目指す場合、まず商品(フロントエンド、バックエンド)とそれぞれの商品単価を設定します。さらに、集客経路とそれぞれの成約率を考慮し、具体的に何個売ればよいのかまで落とし込んでもらいます。
これをすることで、商品を何個売ればいいのか、その個数が現実的なのか、その個数を売るために必要なアクセスが現実的なのか、などが見えてきます。
現実的でない場合は、集客方法を変えるのか、商品単価を変えるのか、戦略を変えるのか、リソースを見直すのか、などを再考します。
こうしてやるべきタスクまで落とし込んだら、あとはガンガン実行するだけです。
5.バックエンドアイデア
バックエンドは数があればあるほど、売上に直結します。しかし、アイデアがなかなか出てこないことも多いです。そんな時はアイデアを出してもらいます。そして、たくさん出してもらったアイデアの中から、良いと思ったものを採用します。
6.専門用語の解説
専門用語が出てきたときに、ググってもわからない場合はChatGPTに聞きます。
僕は、「わかりやすく」「具体的に」「たとえ話を使って」と必ず指定しています。そうすることで、どんな専門用語もスッと理解できるようになりました。
特にITやAI、法律などの分野では難しい用語が多いので、ChatGPTを多用しています。
7.インテリアデザイン
最近、りばらじを公開放送するにあたって、映っている書斎を綺麗に見せるために、インテリア雑誌をよく読んでいます。
しかし、インテリアの知識はまったくないので、よくわかりません。YouTubeや雑誌を買って勉強し、ようやく少しわかってきたところですが、まだまだ一年生です。そこで、雑誌で気に入ったページをスマホで撮影し、ChatGPTに読み込ませます。
さらに、書斎も撮影してChatGPTに読み込ませて、
「こういうイメージにするためには何をすればいいか」
を聞いています。コツは
「ステップごとに教えてください」
と指定すること。すると、ステップごとに教えてくれます。
ちなみに、一番最初にアドバイスを求めたら、
「棚にあるものを一度すべて出してください」
とステップ1で言われました。厳しい…。
8.作業工程のガイド
Googleアナリティクスという、HPのアクセスを分析するツールがありますが、最近このアナリティクスの使い方でよくChatGPTを活用しています。
分析ツールは多彩な機能を持ち、使いこなせば非常に強力なツールになりますが、使いこなせなければただパソコンの容量を食うガラクタです。
そのため、使い方を知りたかったのですが、通常であればプロにお金を払って教えてもらうもの。それでも良いのですが、
「今知りたい」
というシーンも多いです。また、何度も質問したいときでも、散々質問したらいくらお金を払っていても気が引けてしまうこともあります。しかし、ChatGPTはまったく文句を言わず、どんなに小さなことであっても即座に回答してくれるので助かります。
特に良いのは、スクショからアドバイスをもらえること。わからない部分があったら、その画面をスクリーンショットで撮り、
「こういうことをしたいのですが、この画面からどのような手順を踏めば良いのかわからないので教えてください」
と言えば、回答してくれます。本当ありがたや〜です。
9.交渉アイデア
以前のメルマガでも触れましたが、僕は6月2日に引っ越しをしました。なので、今りばらじが放送されている場所は新居の書斎になります。
実は、引っ越しして一週間後にとある事件がありまして…
新居に引っ越して一週間後に飛び降り◯◯事件があったのです。しかも、その瞬間に家にいたので、まさかの出来事に驚きました。
なんか救急車とパトカーが来ていて、人がたくさんいるなとベランダから見て思った程度でしたが、警察の方がインターフォンを鳴らして事情を聞かれた時にはじめて知ったのです。
つまり、引っ越しして一週間後に新居が事故物件になったわけですね。
幸い、居住者ではなかったのですが、今住んでいる側としては心象はよくないですよね。隣に住んでいる単身赴任の男性はおびえてうちに来るし、ややこしいことになっていました。人生初の経験です。
しかも、新築マンションでまだ居住者が2割くらいしかいないので、不動産会社の立場で考えれば、これから売り出したいのに最悪の状況になってしまったわけです。そんな中、引っ越しして一週間後にこんなことになったので、オーナーに交渉しようと思い、まず管理会社に電話しました。
管理会社はあくまで管理がメインであり、マンションを建てた会社とオーナーがその向こう側にいるため、交渉をする場合、管理会社からマンションを建てた会社へ、さらにオーナーへと連絡しなければなりません。かなりややこしいのです。
しかし、今住んでいる賃貸マンションは部屋ごとにオーナーが違い、投資用マンションとしてオーナーが所持していることも知っています。なので、家賃交渉の余地があるかもしれないと判断しました。
通常、不動産投資をする場合、一括で買うお金持ち以外は銀行から融資を受けて購入します。つまり、マンションの金額にプラス金利をつけて借りるわけです。そして、毎月決まった返済額を返済します。
この返済額は居住者の家賃から支払われるので、居住者がいないと毎月の返済額は自腹を切らなければなりません。
一応、そのリスクを抑えるためにサブリースという仕組みもあります。サブリースとは、投資家が居住者がいない時の返済額リスクを、代わりに不動産会社(または管理会社)が家賃分を補填してあげるというものです。
これがあると、投資家側は居住者がいない状態でも心理的な安心が生まれ、物件を買いやすくなります。
しかし、僕が住んでいる部屋にはサブリースがないことは調査済み。
そのため、居住者である僕が出て行ったら賃料が入らなくなり、銀行融資を受けている場合は自腹を切って返済する必要が出ます。さらに、不動産を所持するということは、居住者がいない場合、新しい居住者を募集するための広告費がかかります。また、居住者が出た時の修繕費やクリーニング費も必要です。(うちは入居したばかりで綺麗なのに…)。
つまり、
・融資返済費用
・広告費
・修繕費用
・クリーニング代
がかかってきます。さらに、広告を出しても余程のプレミア物件でない限り、平均して2ヶ月は居住者が見つかりません。そのため、融資返済費はざっくり二ヶ月は負担することになります。
また、事故物件になってしまったため、不動産の価値が下落するでしょうから、家賃相場も下がるかもしれません。(マンション周辺の相場はわかりませんが)。
一応、マンションの相場も調べて、●万円くらいだと想定されているので、それをもとに一般的な計算をします。このあたりもChatGPTで計算できます。物件金額●万円に対して、
<毎月かかる費用>
融資返済額:約●定資産税:約33,333円
管理費:約●円
修繕積立費:約●円
保険料:約●円
空室対策費用:約●円
ということで、毎月約●円を支払うことがざっくりですが見えてきました。
これはあくまで一般的に計算した時の数字なので、もしかしたら他の要素があるかもしれませんが、暫定で。
そのため、僕が退去した場合としなかった場合の数字が見えてきたので、ここでようやく交渉のテーブルに着くことができそうです。
…と、かなり長くなりましたが、このあたりの計算や交渉する時の内容もChatGPTで計画することができます。
細かいところまで考えたら弁護士の力も必要でしょうけどね。
急に不動産の話が出てきてついていけなかったですか?(笑)大丈夫です(笑)僕が伝えたかったのは不動産の話ではなく、こういうことにも使えるということです。
僕はこんな風に使っていますが、他にも事業計画や冷蔵庫の中にあるものでどんな料理ができるかなど、いろいろな使い方があるので、試してみてください。僕はPCをつけたらまずChatGPTを立ち上げるくらい使っています(笑)
気を付けること
以上、9つの使い方を掲載しました。ChatGPTを使う上でのコツもお話ししましょう。
それは、メモリが24個までしか設定できないこと。メモリというのは、ChatGPTに覚えさせる条件のことです。
例えば、記事を依頼する場合、
・あなたはプロのライターです、と役割を付与する
・ターゲットは●●です、と定義する
・自社の商品・サービスは■■です、と定義する
などをまず覚えさせておかなければなりません。
そうでないと、お粗末な文章が出来上がり、ターゲットにまったく刺さらない文章が完成されてしまいます。これがメモリです。
つまり、上記の例ですでに3つのメモリを消費しています。したがって、残り覚えさせることができるメモリは21個ということになります。
メモリの数を忘れていると、あっという間にいっぱいになるので、気をつけてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?AIツールはたくさんありますが、ChatGPT一つでかなりいろんなことに使えることが理解できたでしょうか?
ツールは使ってこそ意味がありますので、便利なツールはどんどん活用しましょう。
(※本記事は2024年月7月7日にメルマガで発行された内容のものです。最新の情報を受け取りたい方はこちらから)
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