(※本記事は2025年2月16日にメルマガで発行された内容のものです。最新の情報を受け取りたい方はこちらから)
超偉いコンサルタントのピーター・ドラッガーさんは
「マーケティングのゴールはセールスを不要にすることだ」
と言いました。
それはつまり、集客から販売まで自動化されている状態がマーケティングのゴールだよと言っているわけです。
自動化していれば収益も時間も手にれることができるので、ビジネスをするどんな起業家も目指すゴールとなっているのです。
が、、、実はビジネス以外のシーンでも自動化をすることができます。むしろ、ビジネス以外のシーンで自動化をする方が手に入るものがとても大きいので今回のテーマとしました。
では、本題に入っていく上で自動化とはなんぞやというところから正しく定義していきましょう。
「ビジネスでは集客とか販売とかを自動的にしてくれることだけど、そもそも自動化…うーん…」
こう考える方が多いのですが、これは自動化の本質は違います。
自動化とは
『思考をカットすること』
です。
先ほどのビジネスであれば、集客や販売というアクションに対して
「どういう集客をしようかな」
「どんなプロモーションをしようかな」
「どうやって売ろうかな」
「こういうお客さんにどう返答しようかな」
などを考えることがカットできるわけです。
実は”思考”というのはかなりエネルギーを使う行為で、朝から
「どの服を着ようかな」
「スマホニュースをみよう」
「SNSをチェックしよう」
「朝食は何にしよう」
とか選択することは思考力を大量に使います。
ゲームのMPみたいなもので、消費することで思考するんですね。(MPとは魔法を使える総量)
つまり、個体差はあるにしても上限があるので、ガンガン思考するとエネルギーは尽きます。
そうなると、
「ああ、もう考えたくない」
「ああ、何もしたくない」
となるわけです。(なので、朝より夕方の裁判の方が間違い判決が多いという説があります)
夕方以降に難しい仕事をすると、なかなか終わらないのもエネルギーがカツカツに枯渇しているからなんですね。
イメージして欲しいのがパソコンです。パソコンでいろんなアプリを同時に起動させて、Googleとかのブラウザもタブをめっちゃ大量に開いてみてください。そうなると、パソコンは熱を持ち、ファンがブオーーーンと回って動作がめちゃめちゃ遅くなります。
多分、誰もが一度はなったことがあると思います(笑)あの状態になるということです。
しかし、自動化していると思考がカットされるので、無駄なエネルギーを消費しなくてすみます。言って終えば、節電のようなものでその余った電気を別で使えるわけです。
それは例えば、遊びにいくショッピングする、ライブに行く、旅行にいくなど、やりたいことに使えるわけです。
一方で、思考することにエネルギーをバンバン使っていると、せっかく大好きなミュージシャンのライブであっても
「疲れているから行きたくない」
となったりするわけです。
では、自動化は『思考をカットすること』が理解できたと思うので、具体的にどうしたら自動化できるのかについて掘り下げていこうと思います。
結論からいうと、”習慣化”です。習慣化すると、無意識にできるので思考する必要がなく、エネルギーを使わなくて済むのです。
つまり、
習慣化=自動化
なのです。
あなたは歯を磨くことが習慣になっていると思いますが、そこに思考しますか?考えないですよね?
「歯を磨こうかな?いや、磨かないかな?うーん…」
こんな風に思考をするとエネルギーを使いますが、僕らは習慣化しているので歯を磨くことにエネルギーは使わないのです。なので、習慣化することが、生活を自動化することになります。
スティーブ・ジョブスはいつも同じ服を着ていましたがあれはどの服を着ようかなと選択することをカットした、
つまり、”自動化”したのです。
同じように、日常生活の中には、自動化できる部分は沢山あるのでぜひ探してみてください。
もちろん、思考する(エネルギーを消費しても)服を選ぶのが楽しい!という場合は、そこはカットしなくても良いと思います。
ポイントは、ここは思考をカットしたいという部分のみを対象にすること。
2023年僕はニウエという国へ行ってきましたが、その時の服は全部一緒でした(笑)ビッグシルエットのTシャツと黒のスキニーパンツ、黒の靴下、これらを沢山持っていったのです。
なぜかというと、服選びで思考したくなかったからです。(エネルギーを消費したくなかった)なので、服選びは自動化したということですね。
こんな風に自動化(習慣化)して、余ったエネルギーを別のことに充てる、その繰り返しをすると、やりたいことをすることだけでなく、やりたいことを見つけること(夢・目標を探すこと)に使うことができるので、ぜひ日常生活を自動化してみてください。
(※本記事は2025年2月16日にメルマガで発行された内容のものです。最新の情報を受け取りたい方はこちらから)