(※本記事は2024年月7月14日にメルマガで発行された内容のものです。最新の情報を受け取りたい方はこちらから)
本日はAIとタイパの話をします。
あなたは「面倒くさいな」と思った瞬間はどんな時ですか?
僕の場合、生活の中ではお風呂や食事、家事などが思い浮かびます。仕事ではリサーチや単純作業が面倒に感じます。具体的には、お風呂は髪を洗うことから、洗った後に乾かすところまでが面倒です。
この話を周りの女性に聞いたところ、とても共感を得られました。女性の方が髪が長いため、洗うことにも乾かすことにも労力と時間がかかるからです。このように、面倒くさいことはとにかくストレスになるので、できるだけカットしたくなります。
例えば、ガソリンスタンドにある洗車システムのように、頭を固定したら髪を洗ってヘアマッサージまでして、乾かしてくれる機械があるなら、僕は買いますよ(笑)。
この話をした理由は、”タイパ”です。
可処分時間の少ない現代人は、限りある時間を有効に使いたいため、効率化したい心理があります。
そのため、
”面倒くさい”
はタイパ需要のキーワードなのです。つまり、
”面倒くさい”
と感じるポイントを見つけ、それを解決するものを提供できれば、売れるということです。
家庭用食洗機、ウーバーイーツ、電動歯ブラシなど、これらは便利だから消費者から求められていますが、本音は
”面倒くさい”
を解決したいからです。
コンビニも同様です。スーパーに行くよりも値段は高いけれど、スーパーまで行くのが面倒だから、近くにあるコンビニへ行くということです。
ちなみに、脱毛もそうですよ?
僕もヒゲ脱毛をしていますが、ヒゲを剃るのが面倒だからしました。
そうそう、書いていて思い出しましたが、眉毛のアートメイクも同じですね。眉毛をカットするのが面倒だからアートメイクに需要があるわけです。
だからこそ、冒頭に質問しました。
「あなたが面倒くさいと思う瞬間はどんな時ですか?」とね。
ちなみに、僕がガソリンスタンドのように髪を洗って乾かすところまでしてくれる機械があったら買うという話をしましたが、
「いやいや、じゃあ美容室に毎日行けばいいじゃん」
と思う人がいるかもしれません。確かにその意見は正しいです。
しかし、それは美容室まで行くことが前提ですよね?お金の問題もありますが、それ以上に美容室に毎回行くこと自体が面倒くさいのです。もうわがままですね(笑)。
はい、わがままです(笑)。
しかし、何度も言うように可処分時間が少ない現代人は効率性のあるタイパを求めているので、
”わがまま”
になっているのです。だから僕だけじゃない(笑)。(こうやって正当化もしておきます笑)
誤解してほしくないのですが、わがままであることが良くないとか、そういう話ではありません。それは論点ではありません。
僕が伝えているのは、
可処分時間が少ない
↓
タイパを求める
↓
わがままになる
という事実なのです。
そして、この”面倒くさい”をカットするのにとても良いのがAIなのです。先週のメルマガでも話しましたが、僕はいろんなシーンでChatGPTを使っています。
それは、面倒くさいことをカットできるからです。
以前は検索する時に、
ステップ1 Googleで検索する
ステップ2 YouTubeで検索する
としていましたが、今は、
ステップ1 YouTubeで検索する
ステップ2 ChatGPTで検索する
に変わりました。
一応、Googleでも検索しますが、Webサイトの文章がわかりにくかったり、必要な情報がすぐに見つからない場合は、即やめます。(なので、あまり使っていません)
YouTubeは検索した動画を二倍速再生することはデフォルトですが、求めていた内容と違う場合、その時点で面倒くさいので止めて、ChatGPTで検索し直しています。
それくらい、面倒くさいをカットできる素晴らしいツールなのです。
まだ使っていない人が多いですが、その他のAIツールも含め、認知されていないだけで、認知されれば面倒くさいをカットできる最強のツールとしてiPhone以上に誰もが当たり前に使うようになるでしょう。
AIツールは今、世界中で日々作られてはアップデートされています。しかし、英語圏で作られているものが多く、使い方も少々複雑なこともあり、なかなか手をつけにくいかもしれません。
ただ、確実に時流にマッチしているので、自分の事業と関連性があるAIツールを探してみることをオススメしますよ。いくら可処分時間が少ないと言っても、ツールを調べたり、使い方を学ぶ時間に投資することは決して無駄ではありません。
さあ、もう一度冒頭の質問をします。あなたが面倒くさいと感じるのはどんな瞬間ですか?
もし、その面倒くさいを解決できるAIツールがあるなら、探した方が良いですし、あなたの事業のお客様が求めているなら、そのサービスを考えてみてください。
そこには、あなたの仕事を楽にし、売上を上げるヒントが確実にありますよ。
(※本記事は2024年月7月14日にメルマガで発行された内容のものです。最新の情報を受け取りたい方はこちらから)
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