(※本記事は2024年2月18日にメルマガで発行された内容のものです。最新の情報を受け取りたい方はこちらから)
本日はプロモーションの話をしようと思います。
プロモーションというのは、商品を販売するためにおこなう活動を指します。
商品を販売するまでには、いくつかの工程があります。
ブランド認知(知ってもらう)
↓
見込み客集め(興味を持ってもらう)
↓
信用・信頼の構築(欲しいと思ってもらう)
↓
販売(買ってもらう)
という流れですね。
例えば、まもなく発売するゲームのファイナルファンタジー7リバースは、昨年の9月からプロモーション活動を行っていました。
具体的には、定期的に、ゲームの様子の画像、開発状況、登場するキャラクター紹介、ティザームービーの公開、そして、ゲームショウなどのイベントでプレイすることができる、など。
昨年の9月頃では、不定期に発信をしていましたが、今は毎日発信しています。
まぁ、開発費が億単位ですし、投資しているコストを考えたら
”売れないと困る”
状況なので、ガンガンプロモーションをしているわけですね。
ゲーム業界は本当にハイリスクハイリターンですね。
余談ですが、DeNAは最近、ソシャゲの「takt op.」というゲームが大ゴケしたようで、トータルで276億円の損失を出したようですから、どれだけハイリスクハイリターンかがよくわかりますよね。
話を戻します。
つまり、投資した金額を回収するためにもプロモーション活動は超大事ということです。
ただ、安心して欲しいのが、僕たち個人から始めるスモールビジネスの場合、プロモーションにかかるコストはほとんどないということ。
別にティザームービーとか作ったりしませんからね。(作ってもいいですけど最低50万くらいします)
では、プロモーションは何をすればいいの?という疑問がわくと思います。
その回答をします。
結論から言うと、”期待感を高めること”を徹底するということです。
先ほどのファイナルファンタジーでいうのなら、開発状況の画像、キャラクター紹介、ティザームービーなど、これらは、
「うわー、楽しそう」
と思ってもらう施策ですよね?
そう、これをするのです。
事業によって何をするかは変わってきますが、期待感を高めることであればなんでもOKです。
ちなみに、映画ではティザームービーがTVCMやYouTube動画でも流れますよね?
実はあの動画がプロモーションのコストが一番かかっています。
それだけ期待感を高めることに徹底しているということですね。
そして、期待感を高める上でのポイントは”やりすぎなくらいやれ”ということ。
先ほどのファイナルファンタジーでいうのなら、9月からプロモーションをして、今年の2月に発売ですから、トータルで半年はプロモーション活動をしているということになります。
半年前からってやりすぎじゃね?と思うかもしれませんが、それくらいやるべきなのです。
なぜなら、今は情報が溢れているため、注意を引くものが多すぎます。
ちょっとでも時間をあけると忘れられてしまうのです。
そのため、やりすぎなくらいやって全然問題ないです。
むしろ、それくらいやらないと、誰も覚えてくれないと覚えておくと良いです。
コンテンツビジネスでも同様です。
コンテンツを販売する前から、期待感を高めることをします。
「ちかぢか新商品を販売します」
から始まり、
「商品の内容はこうったものです」
となって、
「モニターで参加していただいた方はこういう実績をだしました」
となって、
「こういう人向けの商品です」
となって、
「販売はいつからいつまでです」
となる感じですね。
こうしたプロモーションをしてはじめて商品は売れるのです。
ちなみに、リバタリアのメンバーには、プロモーションをおこなって、1日で198万、それから2週間くらいでトータル330万を売りました。
プロモーションをすることで、短期間で一気に売ることができるのです。
そんな話をすると
「どれくらいの期間をかけてプロモーションをすればいいですか?」
という質問をよく受けますが、答えはありません。
オンラインで販売する場合、メールが何通だとかラインが何通だとか、いろんな説がありますが、ここに答えはありません。
なぜなら、何通と定義したとしても、期待感を高めることができなければ売れないからです。
なので、この質問はナンセンスなのです。
あくまでも、期待感を高めることができればたとえ、メールやラインが1通だとしてもOKです。
動画が1本でも、ライブセミナーが1本でもOKなのです。
なので、期待感を高めることに100%フォーカスしてください。
なお、プロモーションは新商品を出す時以外でもおこなって大丈夫です。
たとえば、バレンタイン企画や子どもの日企画、会社何周年とか、こうしたイベントに合わせてやってもらって良いのです。
大切なのは理由づけですね。
なので、一年を通すと実はプロモーションをする機会はかなりあります。
実際、僕たちはこのプロモーションに乗って商品を買っていますよね?(笑)最近だとバレンタイン企画かな?
なので、乗れるものはどんどん乗りましょう。
商売をする側は、こういう機会に敏感になることが重要ですよ。
以上、プロモーションの話をしました。
(※本記事は2024年2月18日にメルマガで発行された内容のものです。最新の情報を受け取りたい方はこちらから)
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