年末年始で読んだ22冊レビュー

HEINE

こんにちは、売れる仕組みづくりの専門家の HEINEです。
オンライン起業家コミュニティ「リバタリア」で、フリーランスの人材育成中。元、考古学者。正社員経験ゼロ、豆腐屋のアルバイトがキッカケで起業の道へ進むことになった異色の起業家。> プロフィール

(※本記事は2024年1月14日にメルマガで発行された内容のものです。最新の情報を受け取りたい方はこちらから)

本日の内容は、「本のレビュー」です。

年末年始、引きこもってAIの勉強に注いでいたのですが、同時にリサーチも兼ねて読んでいた本たちがあります。

それがAmazonのKindle Unlimitedです。

Unlimitedは会員だと0円なので読んでもすぐ返却できるので一気に読もうと思ったのです。

今回は「ひとり起業」で検索した一ページ目の本たち。

スポンサー(広告)は抜きなので純粋に検索結果の本たちです。

全部で22冊あるので、とても長いのですが、参考になればと思います。

レビューは、

・5段階評価で星いくつか
・HEINEの感想

という形で書いてます。

では行ってみましょう!

目次

ひとりビジネスの教科書(佐藤伝)

評価

星5

感想

オンラインビジネスのゼロイチをざっくりと網羅的に書かれています。

おもしろいのが集客の部分で、オンラインよりもリアルでの集客についてのことが書かれていて、新しい視点の気づきがありました。

Unlimitedではなく有料で売っていい良い電子書籍でした。

地方でひとりで起業する(嬉野敏彦)

評価

星4

感想

佐賀県にあるジュエリーショップのオーナーさんが筆者で、実体験がストーリーで書かれているため読みやすいです。

そしてその時に何にお金を投資してどうやって変化してきたかもかなり公開しています。

地方で有形商品を扱っている人は特に参考になるんじゃないかなと思います。

特にオーダーメイドにも関わらず全額後払いという思い切ったリスクリバーサルは、高額商品を扱っているにも関わらずすごいなと圧巻しました。

なかなかここで差別化することは覚悟がないとできないですよね。

ぶきっちょ女♡のひとり起業 ~10年間ユダヤ人富裕層の秘書をして分かった「幸せに稼ぎ続ける」たった1つの方法

評価

星1

感想

マインドセットの話ですね。

女性向けというのもあるでしょうがこれは女性にとって副業・起業のキッカケにはなるかもしれませんが、、、、

うーん…

いや、ならんな。

ちょっと薄すぎますのでならないです。

ドラッカー理論で成功する「ひとり起業」の強化書(天田幸宏)

評価

星2

感想

ひとり起業と言ってますが、僕のメルマガの読者が想定している「ひとり起業」とは全く違います。

ガチで3年くらいかけて事業やろうねという内容なので、しっかりと準備をしてやりたい人は星3や4とかになるかもしれませんが、僕の読者にはオススメできないです。

文章も割と硬めで難しいですよ。

ひとり起業の教科書(藤原恭子)

評価

星1

感想

いわゆるKindle Unlimitedだなという感じのボリューム感です。

内容は、起業するならこんなに簡単にスタートできるよという感じです。

なんとなく、宮本佳実さん的な空気をまとった本の内容になってます。

なので、具体的な話は出てきません。

どこでも生きていける「ひとり起業」億を稼ぐ人たちがやっていること(田辺明子)

評価

星1

感想

この本は完全にリスト取りのために作られたとわかるボリュームとクオリティなのですが、何が特に問題かというと、レイアウトが崩れまくってます…。

文章が本のページからはみ出ているのか見えないんですよね。

逆にこれはどうしたらこうなるんだという構造になっているので発見になりました。

メンタル激よわ社員が好きなことで「ひとり起業」して10年続いた10の理由。(宇都宮秀男)

評価

星1

感想

メンタル弱かった僕が好きなことで起業して仲間ができましたよ、というどん底からのストーリーがまさにそのまま書いてある内容です。

ひとり起業はデジタルコンテンツで不労所得を作れ!: 好きなことだけで月60万円のほったらかし収益!文章・音楽・写真・イラスト・動画・漫画・アプリで月1万円ずつ収益を積み上げる現実的なロードマップ (木藤秀一)

評価

星1

感想

まず買う前と買ってみて驚いたのがタイトルもデザインも表紙が違います(笑)

章ごとにリスト取りのQRコードが挟んできているのもポイントです。

ちなみに内容は、リスト取りが前面に出ているので、無料集客できるSNSを使って情報発信しようねという感じです。

10分くらいあれば読めます。

「もっと早く知りたかった!」と言われるひとり起業の17のウソ。(大山春樹)

評価

星1

感想

本当にウソについてしか語られてなかったです…。

それもウソというか割とこじつけのような論理なのとプレゼントでリスト取りしようとハイパーリンクを貼っているので言ってしまえば、情報弱者を狙った本ですね。

ひとり起業で一億円稼ぐ方法:貧乏卒業人生が変わる方法3選(副業アナリストM)

評価

星1

感想

この本を読んで気付いたのですが、縦読みの方が読みやすいですね。

Kindle出版する時に横読みもできると思いますが、自分で作る時は絶対に縦にした方が良いなと感じました。

この本は横書きなんですよね。

ちなみに億稼ぐビジネスは

・アフィリエイト
・YouTube
・トレーダー(主にFX)

を推奨していました。

それとちょっと不思議なのが、内容のクオリティとボリュームからリスト取りだとわかるものなのですが、リンクがありませんでした。

…間違えたのかな?

中高年のための副業バイブル ひとり起業の始め方:大事な考え方とこれからの副業のカタチ(玖真吾郎)

評価

星1

感想

自己紹介とひとり起業した方がいいよで5割取ってます。

リスト取り用の電子書籍なのでボリューム的にはわかりますが、これはクレーム入らないのだろうか…。

6割進んではじめてオンラインでコンテンツビジネスをやった方がいいよって感じです。

あと横書きです。

内容が薄いので星1。

小さく始めて夢をかなえる!「女性ひとり起業」スタートBOOK(小谷晴美)

評価

星2

感想

横書き。

ボリュームはあります。

ちょっとレイアウトが崩れているところもあります。

この手の本では珍しく、開業届や確定申告の話もしていて扶養に外れた時などの話も書かれています。(著者がFPだからかもしれません)

最初の4割が起業についての話、後半6割が開業届、確定申告、税金などそういう話です。

今回のテーマとしては、ビジネスのハウツーだったりするので正直前半4割だけで、いわゆるマーケティングで使われるSWOT分析とか専門用語が出てきますが、実例に乏しいのと文章的に「これ、本当に教えてる?」という印象でした。

なので総合的に見て星2。

時間とお金の自由を手にする「最幸のひとり起業。」:自分が働く働き方におさらばし、自分以外を働かせよう。(宍戸みけ)

評価

星1

感想

横書きです。

コンテンツビジネスを推奨している本です。

完全にリスト取りを目的としていて、SNSやって集客してコンテンツを販売した方がいいですよ、そして最後はマインドですよ、というのを主張している本です。

これもわかりやすいくらい情報弱者を狙った本ですね。

”会社員思考”から”起業家思考”に変えて、安定して稼ぐ「幸せひとり起業」のイロハ(長島武徳)

評価

星1

感想

横書きです。

起業家マインドセットと従業員マインドセットの違いと情報発信した方がいいよという内容のものです。

…10分もかかりませんでした。

最後は当たり前ですがリスト取りのリンクでしたね。

よって星1。

成幸のための7つの技術①:全くの一文無しから起業して18か月で月収8桁にまで駆け上がれた成幸への秘密(初級編)(Motoki)

評価

星1

感想

この本はLPを電子書籍にしていますね。

ただ、ストーリーでLPを作るにしても、回りくどすぎるのと使い回しの自分の写真が何度も出てくるのは微妙です…。

なぜか幼少期のおもちゃで遊ぶ写真や海でたそがれている横顔の写真がたくさん出てきます。

このLPの目的としては、オプトイン(ライン公式に登録)させることになるので、結構長い自分のストーリーを語って最後に登録を促す形を取ってます。

ちなみに文中に出てくる師とあおぐ人は、SNSも更新しておらず塾をやっているようでやってなかったので不思議です。

ひとりではじめるオンラインビジネス起業(野田勝)

評価

星2

感想

横書きです。

ビジネスを始める上での必要なものを前半列挙していて、パソコン周辺機器のことも書かれているので珍しいです。

ワークシートが多くあるので、合う人はあうかもしれませんね。

僕はちょっとオタクなほど追求してしまうせいか、少し浅いというか物足りなさは正直感じてしまいました。

会社から逃げるため僕の選んだ起業と師の教え:月収100万円を稼ぐ中国輸入の仕組化術(石崎悟司)

評価

星4

感想

横書きです。

ストーリー調で書かれています。

ボリュームに問題ないですし、内容も中国輸入を自分でどういう経緯から始めたのか、そのノウハウと失敗なども話されていて面白かったです。

多分物販をしている人はいろいろヒントがあるのではないかなと思いました。

星4としたのは、物販特化型なので、物販の人であれば5だと思います。

ひとり起業で成功する方法(藤定総合研究所)

評価

星1

感想

Googleで検索した情報をまとめたような内容です。

特筆すべきこともないので星1です。

ひとり起業家のためのゆるい起業式超働かない時間術: 幸せな時間持ちになる17のしないことリスト(川喜田敬)

評価

星4

感想

考え方の本ですが、とても共感することが多く僕も起業ってこういうものだよなと思わされるものです。

僕は特別目新しい発見がなかったので星4にしてますが、自分らしい自由なライフスタイルを求める人には、星5とかでハマるかもしれません。

社員ゼロ!きちんと稼げる「1人会社」のはじめ方(山本憲明)

評価

星3

感想

内容は一般的な起業本です。

ただ、他の起業本よりも堅実な印象を受ける内容となっています。

とにかく固定費と変動費を減らして一人で始めようというのがポイントかなと思います。

おもしろかったのが、一人カフェや一人葬儀屋、一人建設業、一人製造業、一人高額スクール、などをやっている人がいるという事例の話です。

一人葬儀屋とか一人建設業とか聞いたことがなかったので、新しい気づきになりました。

これらは基本的に自分が営業をして仕事をとって、それを外注に振るスタイルで仕事をしています。

なので一人で回せるんですね。

今っぽいなあと感じました。

独立してコンサルタント、専門家で活躍するために絶対にやるべきこと(岡本文宏)

評価

星4

感想

商工会議所を上手に使って、セミナー講師として仕事を獲得しようというのがベースで、プレゼンスライドの作り方や
セミナーでの話し方などもありました。

セミナーエージェントという講師の営業をしてくれるところの話もあり、僕はメインがセミナー講師ではないですが、リアルを使っての営業についてとても参考になりました。

あと雑誌で掲載してもらう営業についても興味深かったです。

セミナー講師

雑誌掲載

コンサルタント

コンテンツ起業家

という流れで話してましたね。

著者のHPもチェックしましたが、さすがちゃんとした内容を書かれているだけあって誠実な内容でした。

リアルから攻めていく人、またはセミナー講師などをやっていきたい人はオススメです。

共感したお客様だけがゾクゾク集まる!ひとり起業家のためのオンライン集客の教科書(鈴木ケンジ)

評価

星5

感想

横書きです。

オンライン集客についての網羅性がある内容ですね。

時には必要なツール(LPとかの)も紹介しています。

ちなみに佐藤さんのとは違い、こちらはオンライン集客に特化したものになります。

前半の5割くらいが集客とはというものとどこを指標でみるかという話がですね。

後半は、

・Facebook集客(1割)
・LPの作り方(1割)
・メルマガの作り方(1割)
・キンドル集客(2割)

など具体的な内容が書かれています。

最後リスト取りのLPへ誘導していますが、違和感がないのと、内容のクオリティ(特にキンドル集客)が良いので、すんなり登録する流れだろうなと感じました。

キンドル集客をする時のノウハウとモデルケースを見ることができるもで良い本だと思います。

まとめ

という感じで22冊のレビューをしてみました。

競合をリサーチする時はUnlimitedを買って読むのが早いのと、発見があれば自分にとっても得なのでやってみてください。

それと星が4以上のものは本当に良いなと思ったので、興味がある方は読んでみると良いかと思います。

以上、Kindle22冊のレビューでした。

(※本記事は2024年1月14日にメルマガで発行された内容のものです。最新の情報を受け取りたい方はこちらから)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

起業プロデューサー。正社員経験ゼロ、豆腐屋のアルバイトがキッカケで起業の道へ進むことになった異色の起業家。現在は「笑顔で助け合うことが当たり前なあらそいのない世界を創りたい。そのために、あなたを誰かの「ヒーロー」にする」を理念に、オンライン起業家コミュニティ「リバタリア」でフリーランスの人材育成につとめている。経歴・実績はこちら

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次