殿様商売は正義

HEINE

こんにちは、売れる仕組みづくりの専門家の HEINEです。
オンライン起業家コミュニティ「リバタリア」で、フリーランスの人材育成中。元、考古学者。正社員経験ゼロ、豆腐屋のアルバイトがキッカケで起業の道へ進むことになった異色の起業家。> プロフィール

(※本記事は2024年5月30日にメルマガで発行された内容のものです。最新の情報を受け取りたい方はこちらから)

本日は殿様商売は正義という話をします。

あなたは殿様商売と聞くと、どんなイメージを持ちますか?

こっちはお客さんなのに上から目線でマウントとってくる嫌なやつがやってる商売

って感じですか?(笑)

言い過ぎ?(笑)

まぁ、あなたが今どうイメージをしたのかはわかりませんが、今回は殿様商売は正しい理由を解説していきます。

目次

上客は語らない

”上客は語らない”

この言葉そのものなのですが、本当に良いお客さん、それこそ、高額を支払うお客さんは何も言わずに突然買うんですよ。

「え、誰この人?」

という感じに、まったくコミュニケーションをとったこともなかった人が50万100万をポンっと払う、そんなことが普通にあるのです。

一方で、買わないお客さんはどんな人かというと、沢山やり取りをしている人が多いです。(もちろん例外もあります)

普通に考えたらイメージできないと思うのですが、現実はまったく逆なんですね。

なので、どちらを大切にするべきかと言えば、もちろん上客の方。後者のようなファンでいてくれる、好きでいてくれるのはありがたいことなのですが、買わないお客さんに対しては、特別な相手にする必要はないということになります。

昔、島田紳助さんがNSCで芸人に対して一度だけセミナーをしたことがあります。

その時にこんなことを言っていました。

「いいか、お前たちが笑わせなきゃアカンのは目の前にいる女やない。テレビの向こう側にいる男たちや。女たちはいいよ。お前らが大しておもんなくても笑ってくれるから。

でも、こいつらは邪魔なんや。キャーキャー持ち上げてくれるけど、そんなお前らをみて、お茶の間の向こうにいる男たちは冷めた目でお前を見ているから。

お前たちはテレビの向こうにいるその冷めた男たちを笑わせるために必死にならなアカン。じゃないと一生売れへんよ」

原文忘れたので微妙に違うところがあるかもしれませんが、こんなことを言ってました。

要は、”お客さんを見誤るな”ということですね。

実際にしっかりとお金を払ってくれる人は誰なのか。しっかりと時間を割くべき上客は誰なのか。そこを絶対に忘れてはいけません。

紳助さんのいう邪魔な人とは、めちゃめちゃあなたを持ち上げてくれる人たち。あなたのことを肯定してくれる人たちなんですね。なので、気をつけなければなりません。

なぜなら、すんごーーーーく気持ちがいいから。それだけチヤホヤされたらトロットロになっちゃうのです。

「ああ、こんなにも褒められて嬉しいな」

そんな感じでドーパミンがドバドバ出るのです。まるで麻薬のよう。

なので、何度も言いますが、注意しなければなりません。

僕もチヤホヤされて気持ちがいいなーーーって思っていたことがあります。(今もなる時はあります)

しかし、それが売上につながったかというと、そうではなかったです。

「あれだけ良いことを言ってくれるんだからきっと…」

とどこかで淡い期待をしていましたが、

今思い出そうとしても記憶にありません。

つまり、”いない”ってことです。

あなたを肯定してくれるその方はお客さんですか?それとも、ただ、好意的な言葉をかけてくれる方ですか?

もし、後者であるのなら、付き合い方を変えましょう。

言い方を変えると、”いい人を辞める”ということですね。

あなたはチヤホヤしてくれる人へ嬉しくて応えたくなるかもしれません。

しかし、そこへ時間を割いても何もないのです。

こんなことをいうと、

「じゃあまったく相手をするなってことですか?」

そう思うかもしれませんが、極端に考える必要はありません。

買わないけれどファンである人たちには別の役割があります。

それは、応援してもらうこと

商品の紹介だったり、この商品(サービス)いいよとオススメをしてくれたり、最近この人おもしろいと口コミしてくれる、発信しているSNSをチェックしてコメントをしてくれる、それらをしてくれるだけでありがたい存在なのです。

なので、別にまったくノータッチで無下にするわけではありません。

ただ、お客さんではない以上、多くの時間を投じることはない(というかできない)ということです。

そして、ここでタイトル回収になるのですが、殿様商売は正義ということは、つまり、

”いい人をやめてお客さんを選ぶ”

ということです。

いい人で居続ける以上、上客はやってきません。お笑い芸人が女の子にチヤホヤされて喜んでいる姿をテレビの向こう側で男性は冷めた目で見ているのです。

本来、上客になりうる人が冷めた目で見ている状態が、ずっと続くのであれば売上を一桁ブチ上げるなんてことはできません。

なので、ぜひこれからはいい人を辞めて、お客さんを選んでください。

(※本記事は2024年5月30日にメルマガで発行された内容のものです。最新の情報を受け取りたい方はこちらから)

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この記事を書いた人

起業プロデューサー。正社員経験ゼロ、豆腐屋のアルバイトがキッカケで起業の道へ進むことになった異色の起業家。現在は「笑顔で助け合うことが当たり前なあらそいのない世界を創りたい。そのために、あなたを誰かの「ヒーロー」にする」を理念に、オンライン起業家コミュニティ「リバタリア」でフリーランスの人材育成につとめている。経歴・実績はこちら

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