(※本記事は2024年1月20日にメルマガで発行された内容のものです。最新の情報を受け取りたい方はこちらから)
本日はKindle出版について話をしようと思います。
Kindleといえば、年始のメルマガでunlimitedを22冊読んでその感想をシェアしましたよね?
見込み客のメールアドレスを集めるために使っている人が多いという話をしました。
具体的には、Kindleの中でプレゼントのご案内をいれて、そこから誘導していくという流れなのですが、この方法は電子書籍が普及する前、紙の本でもありました。
しおりのように入っている一枚の紙がそれですね。
広告となっていて、プレゼントを受け取りたい人はこちらに登録してください、というものがありました。(QRコードがない時代なのでURLを入力すること自体が大変だった時代ですね)
僕が起業して初めてのクアイアントである結婚相談所も同じ方法で集客をしました。
すでに何冊も出版をされている名前の知れている方だったので、本の中に冊子を入れましょうと提案、早速実装したところ、そこからどんどんとメールアドレスが集まったのです。
この方法の良いところは、書籍を買っている人、つまり、お金を払っている人”のみ”が登録することにあります。
書籍がフロントエンドになるということですね。
結婚相談所のケースでは、婚活のワークショップへ誘導して、結婚相談所へ入会をすすめていましたが、成約率は高かったです。
一度お金を払っている経験があり、書籍の内容から信用を得ているからですね。
この方法がKindleで、つまり、個人でもできるというわけですが、正直、僕はあまり興味を持ちませんでした。
というのも、以前、スタッフにKindleを作ってもらったところ、多大な時間と労力がかかったからです。
なので、その時はじめて電子書籍を出す大きな壁を感じたのと、出版プロデューサーの存在意義を強く感じたのです。
出版プロデューサーは一冊出すのを手伝ってざっくり5,60万くらいします。
そんな中、たまたま最近Kindle出版は割と簡単にできるという情報を仕入れたので、試しに自分でやってみたのです。
HEINE(松本俳音)というブランドを知ってもらう機会になることと、やはり集客につながる点からです。
結論からいうと、超簡単でした(汗)
誰でもできますね(汗)
完全に思い込みでした。
ちなみに、僕が準備したのは、
・Kindleの内容(ワード)
・Kindleの表紙
・プレゼントへの誘導LP
だけです。
何が簡単かというと、Kindleはワードで作った内容をそのままアップロードしたら、勝手にKindle側が本にしてくれるんですね。
独自のフォーマットがあってそこに沿って作るのかと思っていただけに、ワードで作って、そのままアップロードして終了というのはかなり拍子抜けしました。
また、Kindleの表紙はcanvaで作ることができるので、ワードとcanvaがあれば、誰でも作れます。
誰でも世界最大の本屋さんにパパッと作った本を置けるのです。
もちろん、トレンドがあるので、トレンドに合わせてタイトルや内容を工夫するのは当然なのですが、この簡単さであれば、10冊作ることも難しくなさそうです。
なので、やってみることをおすすめします。
あなたのブランド(商品)を知ってもらう機会が増えることは集客における最重要課題ですし、なにより、一度作ったら放置でOKです。
ただし、一点だけ気をつけなければいけないことがあります。
それは、内容はしっかりと作り込むこと。
僕が見てきた中で、集客用に出版されているKindleのうち、9割は内容がヤバかったです。
タイトルにだけ力を入れたのがよくわかるものばかりでした。
それはつまり、目的である見込み客のメールアドレスを集めることは絶対に無理というわけなのですが、9割がソレでした…。
そもそも、Kindleは見込み客を集めるためのフロントエンドの立ち位置です。
しかし、同時に信用を獲得する立ち位置も持ち合わせています。
そのため、内容が最低であれば、信用は得るどころかむしろ損失してします。
プレゼント誘導しても誘導のページにすら辿りつかないでしょう。
だって、試食コーナーでまずいお刺身を出されたらそのお刺身を買おうとは思いませんよね?
それと一緒です。
なので、内容はしっかりと作り込みましょう。
逆を言えば、9割がとんでもない内容なので、クオリティの高い内容にすれば、それだけで差別化されます。
そして信用を得られるので、メールアドレスを集めた後、バックエンドを販売する時もその信用をベースに判断するので高い成約率につながります。
なので、クオリティは高品質にして制作してみてください。
以上Kindleの話でした。
(※本記事は2024年1月20日にメルマガで発行された内容のものです。最新の情報を受け取りたい方はこちらから)
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