真面目な人でも逆らえないモノ

HEINE

こんにちは、売れる仕組みづくりの専門家の HEINEです。
オンライン起業家コミュニティ「リバタリア」で、フリーランスの人材育成中。元、考古学者。正社員経験ゼロ、豆腐屋のアルバイトがキッカケで起業の道へ進むことになった異色の起業家。> プロフィール

今日は人間心理の話をします。

タイトルは釣りではなく、どんなに真面目だと周りから見えている人であっても、人間である以上避けることができないんだということを伝えたくてあのようなタイトルにしました。

少し前とある場所で記事を書いたところクッソ反応が悪くてですね。愚痴っぽく聞こえるかもしれませんが、この結果からわかることがあるのです。ちなみにその記事はとても真面目な内容でした。

ではなぜ反応が悪かったのか。答えはカンタン。「人は真実なんて欲しくない」からです。

人は真実なんてほしくないんですよ。んなことは誰だってわかっているから。例えば、「継続は力なり」。そんな真実は誰だってほしくない。ダイエットだってそう。摂取カロリーと消費カロリーの差が消費カロリーの方が多ければダイエットなんて誰だってできる。けれどやらない。真実なんてほしくないんです。

じゃあ人は何が欲しいのかというと魔法。人は魔法が欲しいんですね。

・スマホでぽちぽちしていたら月収●円
・一回の投資で30%のリターン

なんでこんなものに引っ掛かるのか。…それは魔法が欲しいからです。

「もしかしたら自分が知らないだけで本当にあるんじゃないか…」と”思わせてくる”もの、これらは売れます。

何度もいいます。人は魔法が欲しいから。

冷静に考えてみてください。ダイエットの本、コンテンツ、もう何十年も前からあの手この手でいろんなやり方が売られていてますよね。そして売れまくっている。

それは「この魔法じゃない。じゃあ次のこの魔法は?」と、もっといい魔法を探しているから。だから何度も何度も買い漁る。

知ってますか?実は太っている人よりも痩せている人の方がダイエットの商品買うんですよ。

なぜかというとダイエットに対する投資意識があって、効果も実感していて、さらに新しい魔法を探しているから。彼らに新しい魔法を提示すればとびつくようにお金を払います。

なので売り手側は、このことを理解していかに魔法の”ように”見せるかが重要事項なのです。

ただ、ここで問題があります。いかに魔法の”ように”見せていくとして、それを突き詰めると、ものすごく胡散臭いものになるのです。先ほどあげた以下のようなもの、普通の人なら胡散臭くて立ち寄ろうとも思いません。

・スマホでぽちぽちしていたら月収●円
・一回の投資で30%のリターン

なので、魔法の”ように”見せるのですが、同時に真実性とのバランスを保つ必要があるのです。

真実性というのは、本当であるとイメージできることですね。これがあまりにぶっとんでいると信じられなくなります。3ヶ月で起業なら想像できても、1週間で年収1000万で起業となるとぶっとんでいて信じられなくなるというイメージです。

世の中でいう、胡散臭い広告がなぜうさんくさいかというと、真実性を欠いていながら魔法を見せているからなんですね。

ただ、一方であれらの広告はずっとなくなりません。それは一定数の人たちはあの魔法に集まってくるからなんですね。なのでなくならないのです。

最近だとYouTube広告でもよくみますよね。広告審査がゆるいらしいのでああいうのも通るとか。だからホリエモンとかは「あいつらは情弱ばっかり狙ってんじゃん」ってよく言ってました。

話を戻しましょう。

ここまでのまとめをすると、人は魔法が欲しい。そして売り手側は魔法のように見せて売る必要がある。けれど、真実性とのバランスは重要ということを話しました。

では、魔法のように見せるにはどうしたらいいかというと、カンタンさを入れることでできます。

よく、「ご飯を毎日食べる”だけ”で〜」とか「たった3分の〜」とかありますよね。ダイエット系なんてないものがないくらいありますが、アレがカンタンさです。

このカンタンさを入れると一気に魔法のように見えるのです。

「入浴後、わずか一滴の美容液を塗るだけで〜」
「1日10分の瞑想をするだけで〜」

実際にこういうのがあるのかわかりませんが、カンタンさを入れるとニーズのあるターゲットは一気に興味を持って集まってくるのです。

これは、タイトルにあった真面目で堅実な買い物しかしない女性であったとしても一気に興味をもちます。で、ニーズがあるなら買う。

これがカンタンさのパワーです。

なので、カンタンさはとても強力です。ですが、この強力さがあるからこそ真実性とのバランスが求められます。

真実性とのバランスといえば、もう一つしっかりとバランスをとるために重要な要素もあげておきます。

それは、裏付けとなる証拠を必ず入れるということです。

カンタンさを出したのなら、その裏付けとなる証拠として、公的機関のデータとか、お客様の声などがしっかりとあることが重要ということです。

というか、これらはカンタンさと必ずセットにしなければならないもの。それくらい重要です。

あなたが仕掛ける側であるのなら覚えておいてください。

どんなに真面目で堅実な人であったとしても、心の底では魔法がほしいと思っていることを。そして売り手である以上、魔法を作り出すことはできないとしても魔法のように魅力的に見せる必要があることを。

あなたのビジネスで活用してみてくださいね。

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この記事を書いた人

起業プロデューサー。正社員経験ゼロ、豆腐屋のアルバイトがキッカケで起業の道へ進むことになった異色の起業家。現在は「笑顔で助け合うことが当たり前なあらそいのない世界を創りたい。そのために、あなたを誰かの「ヒーロー」にする」を理念に、オンライン起業家コミュニティ「リバタリア」でフリーランスの人材育成につとめている。経歴・実績はこちら

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