お笑い芸人に学ぶブランド戦略

HEINE

こんにちは、売れる仕組みづくりの専門家の HEINEです。
オンライン起業家コミュニティ「リバタリア」で、フリーランスの人材育成中。元、考古学者。正社員経験ゼロ、豆腐屋のアルバイトがキッカケで起業の道へ進むことになった異色の起業家。> プロフィール

(※本記事は2024年2月25日にメルマガで発行された内容のものです。最新の情報を受け取りたい方はこちらから)

本日はお笑い芸人に学ぶブランド戦略を話します。

よくお笑い芸人がNSC(吉本総合芸能学院)に入ることは有名ですが、これについての話です。

ビジネスを仕掛ける上で必ず出てくる下の構造がありますが、(専門用語でセールスファネル)、この中で一番大事なことは何かと言うと”ブランド認知”なんですね。


なぜなら、セールスファネルは、漏斗型(逆三角形)の構造をしていて、上の方が人数が多く、下へ行けば行くほど人数が少なくなるからです。

つまり、ブランド認知が多ければ多いほど、フロントエンドを購入者が多く、バックエンドの購入者が多くなります。

なので、ブランド認知にいかに力を入れるかが最重要課題なんですね

その上で、実は同じくらい重要なことがあります。

それは”普及度の低さ”です。

普及度の低さとは数が少ないということ。

希少性があることを指します。

ブランド認知はたくさんされているのに普及していない(数が少ない)と、ブランドとしての価値がドドドっと爆上がりするのです。

つまり、

ブランド力=認知度ー普及度の低さ

という公式です。

僕はよく

「マーケットをつくったら勝ちだよ」

と言っていますが、それは

マーケットが大きい(認知度が高い)ー普及度の低い(あなた自身は1人)

という構図が成り立つからです。

ダイヤモンドがまさにそれですよね。

ブランドの認知度が高いけれど数が少ない。

だから、価値が高くなって価格が上がっていくということ。

ルイヴィトンが高いのも、ブランド認知度が高いけれど、あまり数が多くない。

だから、価値が高くなって価格が高い状態になるのです。

ちなみに、これは西野さんの本を読んでなるほどと思ったのですが、ブランドショップが路面店を出している理由はコレらしいですね。

ブランド認知度を高めるためだけに人が沢山通る路面店を出しているようです。

そのためにバカ高い賃料を払っているんですね。

では、ここからお笑い芸人の話に戻ります。

NSCに入るということはどういうことかというと、ブランドの認知度が一気に増えるんですよ。

なぜなら、お笑いの舞台に立つことや、M-1のようなイベントに参加する機会が多いからです。

そして、たとえばM-1で優勝するとします。

すると何が起きるかというと、ブランド認知度が一気に増えたのに芸人は一人(コンビなら二人)という、

ブランド認知度ー普及度の低さ

という公式が成立するのです。

そのため、一気にブランドの価値があがります。

その結果、CMに出たりTV出演のオファーが来て、高いギャラがいただけるようになるというカラクリなのです。

ちなみに、M-1に出て一位じゃなくてもOKです。

二位であっても、特別賞であっても問題ありません。

ブランド認知度は高くなるので、価格が高騰します。

理屈は一緒です。

なので、お笑い芸人で成功をするのならNSCに入るという戦略は”正しい” ということになるのです。

一度ここまでの話を整理します。

ここまでの話から言えることは、

『ブランド認知を高めることに全力を注げ』

ということです。

では、ここからは個人が起業する場合はどうなるのかを話します。

個人が起業する場合、ブランド認知をSNSでするわけですが、

別にSNSにこだわらなくても良いのです。

オンラインサロンのようなコミュニティに参加するとか、リアルの交流会、地域のコミュニティに参加、セミナーに出席するとかでも構いません。

これらもブランド認知をする手段の一つです。

これらを組み合わせてブランド認知をすること。

ここがとても重要です。

そして、さらに重要なことをお話しします。

先ほど話したような手段を使う場合、

”必ず主催者に可愛がってもらうポジションに行け”

ということです。

なぜなら、ブランド認知を一気にできるからです。

お笑い芸人で成功するのなら、NSCに入ることと同じです。

なので、仮にお金にならないことであっても、

または、自腹を切るようなことがあっても、とにかく主催者に気に入ってもらえるポジションを狙ってください。

「ボランティアなんてしたくないです!」
「身銭を切って何もなかったら損だけするじゃないですか!」

多くの人はこう考えます。

だからこそ、チャンスです。

目の前の小銭よりも長期的な人間関係の方が圧倒的に価値が高いことをほとんどの人は知らないからです。

よく、

「コネで仕事をもらうなんて汚いよな」

という話がありますが、そんなことを言う人はアホです。

ビジネスの才能がまるでない。

なぜなら、コネほど大切なものはないからです。

コネとは言い換えると信用の証

信用があるからコネができるのです。

なので、仕事ができるできないはもちろん大事なことですが、まずはコネで仕事を受注して、そこからスキルアップするという選択肢もあるのです。

というかそっちのルートの方が圧倒的に楽。

多くの人はどうしてわざわざいばらの道を歩くのかまったく不思議でなりません。

なので、コネを得られるのなら、身銭を切ってでも主催者に気に入ってもらいましょう。

僕もさまざまなコミュニティに所属していますが、主催者側に気に入ってもらる為に信用を積み重ねることをしています。

それは、仕事のようなものもありますが、雑用もあります。

「なんで僕が雑用なんて…」

なんて言わずに喜んでやります。

セミナー会場の机を並べるとか受付をやったとか、企画アイデアを出したり、イベントのホストを務めたこともあります。

もちろん、”無料”です。

その結果、普段会うことがない人との繋がりができたり、イベントに誘われることも増えました。

僕がデヴィ夫人と会ったチャリティのイベントや料理の鉄人のイベント、モナコの貴族とのご縁もこうした繋がりからの紹介なのです。

よく、社長のカバン持ちから成功したというような話も聞きますが、あれはまさに典型例です。

特に、コネ(信用)だけでなく、ブランド認知度があがり、さらに、考え方、仕事のやり方とまるっと手に入るので、とんでもなく大きなリターンがあるのです。

なので、成功するのは当たり前。

イベントやコミュニティに参加する場合は、必ず主催者に気に入ってもらえるよう信用を獲得してください。

最短で成功するブランド戦略には必要不可欠です。

まとめると

・ブランド認知に全力を注げ
・SNSは手段の一つにすぎない
・イベントやコミュニティは
トップに気に入ってもらえ

です。

ぜひやってみてくださいね。

以上、お笑い芸人から学ぶブランド戦略を話しました。

(※本記事は2024年2月25日にメルマガで発行された内容のものです。最新の情報を受け取りたい方はこちらから)

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この記事を書いた人

起業プロデューサー。正社員経験ゼロ、豆腐屋のアルバイトがキッカケで起業の道へ進むことになった異色の起業家。現在は「笑顔で助け合うことが当たり前なあらそいのない世界を創りたい。そのために、あなたを誰かの「ヒーロー」にする」を理念に、オンライン起業家コミュニティ「リバタリア」でフリーランスの人材育成につとめている。経歴・実績はこちら

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